涼しい風が吹き始め、夜の時間が長くなる秋。そんな「秋の夜長」は、新しい技術に触れたり、ちょっとした工作を楽しんだりするのにぴったりの季節です。手のひらサイズの超小型PC「Raspberry Pi(ラズパイ)」を使って、おうち時間を充実させる楽しい活用法をいくつかご紹介します。
1. 懐かしのレトロゲーム機を作る 「RetroPie(レトロパイ)」という無料のOSをインストールするだけで、ラズパイが万能なレトロゲーム機に早変わりします。USBコントローラーを繋いでテレビに出力すれば、昔懐かしいアーケードゲームや家庭用ゲームを大画面で楽しむことができます(※遊ぶためには、自身で吸い出した適法なゲームROMデータが必要です)。子供の頃夢中になったあのゲームを、秋の夜にじっくりと遊び直してみるのも有効な方法です。
2. 広告ブロック機能付きのDNSサーバー(Pi-hole) 「Pi-hole(パイホール)」を導入すると、ラズパイがネットワーク全体の広告をブロックする「ブラックホール」として機能します。PCやスマホのブラウザだけでなく、アプリ内の広告も強力にブロックしてくれるため、Webブラウジングが劇的に快適になります。導入も簡単で、実用性の非常に高いプロジェクトです。
3. 温湿度センサーで快適な部屋作り 電子工作に興味があるなら、ラズパイに温湿度センサー(BME280など)を接続し、部屋の環境をモニタリングするシステムを作ってみましょう。Pythonで簡単なプログラムを書き、取得したデータをグラフ化したり、「湿度が下がったらLINEに通知を送る」といった連携をさせたりすることも可能です。
Raspberry Piは、アイデア次第で無限の可能性を秘めた魔法の板です。この秋は、ハンダごてやキーボードを握って、自分だけの便利なガジェット作りに挑戦してみませんか?

